新オレンジプランも期待するように、認知症の人の日常生活を快適にするためには、ご近所のさり気な
  いサポートが不可欠です。残念ながら、現在の多くのコミュニティでは、昔のようなご近所関係は期待
  うすようにいわれていまいす。
  サポートしていただく環境を無理なく構築するためには、ご近所のご近所…である《向こう三軒両隣》
  のに現状を知っていただくことが大切です。しかし、日頃からのお付き合いが希薄な場合や関係があ
  ま良くない場合には、別の方法を考えます。
  ★日頃から、お付き合いしていただけるように心がける。まずごあいさつから…。
  ★共通の知り合いから、情報を流していただき、お付き合いのタイミングをつくる。
  ★自治会、町会などの集まりや催しに参加して、関心を持っていただく。
  ★民生委員の方に、お付き合いの環境作りの協力を依頼する。
  ★《向こう三軒両隣》の範囲を広げて、環境をつくる。…などの方法が考えられそうです。
 

 
  現状のお話を流すとき、心がけたいことがあります。
  ★お相手には直接関係がないことなので、現状を手短かにお話しする。
  ★お相手から質問があったら、その質問にお答えする。
  ★こちらが前向きであることを感じていただくようにお話しをする。
  ★愚痴や泣きごとのようにお話ししない。(嫌なことのお手伝いをしたくない…)
  ★できるだけ笑顔でお話しするように心がける。(前向きでなければ手伝いたくない…)
 
  関係ができたら(…と感じられたら)…
  関係性は目に見えないものです。ご自分の感覚で、感じ取ることになります。お相手に関心を持ってい
  たく小さな努力が必要になります。
  ★外出のときには、ご自分の気持ちを明るくするためにも、笑顔をつくってみましょう。
  ★ささいなことでも、必要になりそうなことは、ご近所に相談してみましょう。
  ★折に触れ、感謝の気持ちをお伝えしておきましょう。
 
  ご家族の心掛け…のご案内
  ●できるだけ前向きに考えましょう。
  ●笑顔を心掛けましょう。
  ●認知症の人の状態を簡単にお話ししましょう。

 
 

  認知症に限らず、お家に介護が必要な方がいるとき、サポートすることが中心になるために、どうして
  も内向きになってしまうことが多いようです。たまには、気分転換のために、外出して…といわれても、
  家に戻ればサポートの日常があるということで、負担を軽量化することはなかなか難しいことです。
  そこで、視点を変えて、ご近所のチカラをいただいて、生活のパターンを変化させてみる…ということ
  は、いかがでしょうか。
  そのお気持ちがあれば、地域包括支援センターのような公的機関や、民生委員のような社会的な役割を
  持つ人も味方になってくれるのではないでしょうか。でも、一番は《向こう3軒両隣》です。