東京都健康福祉研究会は、東京都産業技術研究センターの技術研究会のひとつとして、1996年(介護保険開始2000年の4年前)に設立総会が行われました。「健康・福祉についての知識と技術の向上を図ることを」目的にし、健康福祉に関する研究・情報交換にによって、社会と人々の健康で快適な生活に寄与することを大きな目標にしてきた技術研究会です。2015年「新オレンジプラン」、2018年に「認知症施策推進大綱」が発表されました。特に《認知症の予防》《認知症との共生》が大きな論議をよび、現在でも多くの専門家の意見が交錯しています。

このような状況の中で、このホームページは、東京都健康福祉研究会の有志によって企画されたものです。東京都産業技術研究センターで行われている例会で専門家の先生から「認知症状について」のお話しを伺い《認知症状の人の不安》に注目。認知症状の人のコミュニケーションの不都合を、何かの方法で少しでも解決できないか…という視点でまとめてみました。

認知症状を《遠ざける》ためには、どのように発想が必要か、日常性かの中でどのようなことが考えられるかを整理して、個人の気付きの具体化、遠ざけるための行動…などをご提示しながら、笑顔の日々の実現をご提案したいと考えています。また、一人だけで《遠ざける》のではなく、ご近所さんが楽しくワイワイやりながら、脳をイキイキさせることができれば《遠ざける》の可能性は高くなるのではないかと考えています。また、その結果として、ご近所の顔見知りが、認知症状のある人を「さり気なく」サポートできるのではないか…ということも期待しています。

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認知症の人の行方不明者が、17565人と発表されました。広域での捜索、地域の連携による早期発見…ということですが、ご本人の《不安》は、どのように考えたら良いのでしょうか。何よりも大切なのは《不安》の最小化ではないでしょうか。そのためには、家から出たらご近所にお知らせする…という現場対応が一番なのではないかと考えます。Smile Picnicについては、ここをクリック